吉永岳央
5月に競輪プロデビューを果たした平昌五輪モーグル銅メダルの原大智(23=日本スキー場開発ク)が6月、「二刀流」実現に向け約10カ月ぶりにモーグルの練習を再開した。練習配分は「競輪9」に対し、「モーグル1」の方針でも、狙うのは2022年北京冬季五輪の表彰台。「モーグル一本だった頃よりも動けている」。久々のスキー練習で感じた手応え、勝算とは。
先月21日、午前中から4時間の自転車練習を終えたあと、宮城県川崎町のウォータージャンプ施設に移動した。スキー板をはいてキッカーを飛び、プールに着水するジャンプを1時間半で約30本跳び、昨年8月以来というエア(空中技)の感触を確かめた。
「久しぶりで、(スキー)ブーツがすごく痛かった。踏み切りも弱い」と苦笑しつつも、「(競輪のおかげで)瞬発力がすごく上がった。体が機敏に動くというか、モーグル一本の時より感じはいい」。
好感触を得たのは動きだけでな…
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