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 菅義偉官房長官は1日午前の記者会見で、約3カ月ぶりにマスクを外して記者の質問に答えた。元々、マスクの着用が苦手とされる菅氏。会見の冒頭、おもむろに自らマスクを外し、「脱マスク」の理由を語り始めた。

 菅氏は会見の冒頭、自ら「声がこもり、聞こえづらいというご指摘もいただいた。本日から会見の際にマスクを着用しないことにした」と説明。記者から「マスクを外したのは、新型コロナウイルスが収束したとの判断もあるのか」と問われると、「聞こえづらいとか、そういう声に配慮させていただいた」。記者団との距離も保たれているとした上で「総合的に判断した」とも述べた。

 菅氏は、新型コロナ感染拡大を受けて緊急事態宣言が初めて出る前日の4月6日以降、会見でマスクを着用してきた。5月には「魔よけ」の願いが込められたアイヌ文様の布マスクで会見に臨んだことでも話題になった。

 ただ、周囲には「慣れない」と語り、政府が移動自粛を全面解除した6月19日の会見でマスクを外すことも検討。慎重にタイミングを見極めていたようだ。(安倍龍太郎)