拡大する写真・図版2020年6月16日に爆破された開城の南北共同連絡事務所(手前)。朝鮮中央通信が報じた=朝鮮通信

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 南北協力の象徴とされる建物を一瞬にして木っ端みじんに爆破するなど、韓国への挑発を強めていた北朝鮮。それが一転、最近は不気味な静けさを保っています。金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の狙いは何なのか。韓国の情報機関・国家情報院(旧国家安全企画部)などで30年間にわたり北朝鮮の分析を続け、現在はシンクタンク「ワンコリアセンター」代表の郭吉燮(クァクキルソプ)さんに聞きました。

 ――北朝鮮が6月16日に開城の南北共同連絡事務所を爆破しましたが、その後は正恩氏が軍事行動計画を保留するという動きが報じられました。いったん挑発を止めたように見えます。

 「保留であって、取り消しではありません。挑発行動により、文在寅(ムンジェイン)政権が北朝鮮の体制を批判するビラの散布を防止するのに本腰を入れるなど、一定の効果はあったと判断して小休止したのでしょう。だが、武力挑発のシナリオは今後も続くと思います。朝鮮労働党中央軍事委員会が近く開かれ、核・弾道ミサイルの高度化と実戦配備が議論されるとみています」

 ――軍事挑発を続ける狙いは何でしょうか。

 「11月の米大統領選後、米国…

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