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 中国で飼育されている豚の間で、人に感染しうるインフルエンザウイルスが広がっていることがわかったと中国の研究グループが米科学アカデミー紀要に発表した。今後、人から人に感染する新型インフルエンザになるおそれもあるとして、警戒を呼びかけている。

 研究グループは2011~18年、中国・河北省など10地域で、家畜の豚のインフルエンザウイルスの感染状況を調査。検出されたウイルスの大半が「EA H1N1」というタイプで、このうち遺伝子が変異したものの一つが13年から検出されるようになり、16年から急速に広まっていることがわかった。09年に新型インフルエンザとして世界的に流行したウイルスの遺伝子が部分的に含まれているという。

 このウイルスを使った実験では、人の呼吸器の培養細胞で増える能力がある一方、既存のワクチンの効きが弱い可能性があることもわかった。また、養豚業者338人を採血して調べたところ、10・4%にあたる35人がこのウイルスに過去に感染したことを示す抗体が検出された。研究グループは「感染が広がらないよう監視を強化する必要がある」としている。

 「EA H1N1」は鳥のウイ…

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