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 西村康稔経済再生相は1日、国会内で開かれた公明党の新型コロナウイルス対策の会合に出席し、自身が示した政府の専門家会議の廃止方針について「説明が不十分だった」と陳謝した。

 報道陣に公開された会合で斉藤鉄夫幹事長は「党として一言申し上げたい」と強調。「感染症の専門家の意見、科学的見地が必要」として同党が今年2月に専門家会議の設置を政府に提言した経緯を振り返り、西村氏に「一切の相談がなくびっくりした。専門家会議が否定され、国民が寄せている信頼、期待を裏切った」と怒りをぶつけた。

 西村氏は「発展的に移行する趣旨で申し上げたが、『廃止』と強く言いすぎたことを本当に反省している」と釈明し、公明党に対して「十分に説明できていなかった。申し訳なく思っている」と頭を下げた。

 専門家会議の廃止は、西村氏が6月24日の会見で表明した。あわせて改正特別措置法に基づく分科会の新設も発表した。だが、会議のメンバーや与野党幹部に事前の説明はなく、西村氏への反発が強まっていた。(大久保貴裕)