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 新型コロナウイルスの国内最大規模の院内感染が起きた永寿総合病院が1日、職員や医師計3人の手記を公表した。院内感染を招いたことへの医療従事者としての自責の念、未知のウイルスへの恐怖――。率直な思いが記されている。全文は次の通り(一部、送り仮名などを補っています)。

内科医

 私は永寿総合病院に医師として勤務しております。勤務中にコロナウイルス感染症に罹患(りかん)しましたが、入院治療にて回復し業務を再開しております。

 私の場合、高熱と全身倦怠(けんたい)感で発症し、数日後に強い乾咳(からせき)と呼吸困難が出現しました。当時、当院でもコロナウイルス感染者の受け入れを始めておりましたので、スタッフを含めて感染対策には細心の注意を払っておりました。しかし、元々の病気で入院された方がいつの間にかコロナウイルス感染症を合併されるという状況が出現し、これは我々医療従事者でも予測困難な事態でした。私は、自らの発熱を認めた際に、症状の強さからまず間違いなくコロナウイルス感染症に罹患しただろうと思いましたが、いつどこで感染したかが分からないことに慄然(りつぜん)としました。

 症状は悪化し続け、医師はついに死を覚悟します。面会はできない妻に電話をし、思いを伝えます。

 入院後、安静にしていても呼吸…

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