新型コロナウイルスの大規模な院内感染が起きた永寿総合病院が1日、病院に勤務する看護師の手記を公表した。
自身は感染を免れたが、入院患者が次々と感染し、亡くなっていったことへの無念な思いをつづっている。全文は次の通り(一部、送り仮名などを補っています)。
患者さん109名、職員83名もの感染者を出し、原疾患で闘病中の患者さん43名が亡くなられました。亡くなられた患者さんのお荷物から、これまでの生活や大切になさっていたもの、ご家族の思いなどが感じ取られ、私たち職員だけが見送る中での旅立ちになってしまったことを、ご本人はもちろん、ご家族の皆様にもお詫(わ)びしながら手を合わせる日々でした。
感染者のもとに向かう同僚。防護服の背中に名前を書かいた時、「戦地に送り出すような気持ち」だったといいます。
感染の拡大が判明した当初は、…
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朝日新聞社会部