[PR]

 アーケードが広がる甲府市の「銀座通り商店街」に1日、テラス席が設けられた。新型コロナウイルスの影響で客足が減った飲食店などを支援する社会実験で、2週間続けられる。

 「3密」を避けて来店してもらう試み。新型コロナ対策として道路の占用許可基準を国が緩めたことで弾みがつき、商店街協同組合、まちづくり甲府と市が共同で実施する。

 この日は飲食店など15店舗がいすや机を外に持ち出し、中央の歩行スペースは確保したまま、テラス席で料理がふるまわれた。

 飲食店「銀座富士アイス」では、店先でランチを食べた人たちが「風が抜けて気持ちよい。『密』が避けられるので安心です」。店の人は「人が来てくれるのはうれしい」と笑顔だった。

 ワゴン販売をした「ギョクホー堂眼鏡店」の店主は「店に入りにくい客が少しでも手にとってくれたら」と話し、飲食店「萄pe溜(ドンペリ)」のオーナーも「屋外を楽しむ文化が広がればおもしろい」と期待を寄せた。

 商店街協同組合の中川良治理事長は「しっかり運営し、できれば長く継続したい」と意気込みを見せた。

 飲食できるのはランチが午前11~午後2時、ディナーは午後5時半~10時。日中はアルコール類を提供しない。(永沼仁)