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 日立製作所は1日、スイスの重電大手ABBの送配電事業の買収が完了したと発表した。ABBが分社化した送配電会社の株式80.1%を68.5億ドル(約7400億円)で取得した。本社はスイスに置き、社名は「日立ABBパワーグリッド社」とする。

 取締役会長に西野寿一・日立副社長が就いた。日立は将来的に残る全株式を取得し、完全子会社化する。両社は2018年12月に同事業の買収に合意し、発表していた。日立のM&A(企業合併・買収)では過去最大規模となる。

 ABBの送配電事業は、世界約100カ所に生産拠点を持ち、売上高は1兆円規模と、世界トップクラス。日立は、強みとするITとABBの送配電事業を掛け合わせて、電力を無駄なく安定的に送るシステムの開発を目指す。