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 松山市は1日、新型コロナウイルスの感染拡大を予防しながら避難所を開設・運営する訓練を、市立番町小学校(同市二番町4丁目)で行った。

 市職員や番町小の教職員ら40人が参加。今年5月に市が作成したマニュアルに従い、体育館の床に広げたブルーシートの上に、通常の倍の広さとなる1区画4平方メートルの居住区域をロープで仕切って設置。ブルーシートの間には幅2メートルの間隔を取っていた。

 また、校舎の玄関に設けた受付では、避難者役の職員の体温を測ったり、体調を尋ねるアンケートに記入してもらったりするなどの手順を確認。発熱などの症状がある人は、校舎の外を通って専用の個室に誘導していた。

 市の防災・危機管理課によると、各避難所では避難者間の間隔を取るため、定員を減らさざるを得ないという。このため、これまで優先的に開設してきた市内約40カ所の公民館に加えて、状況に応じて約90カ所の小中学校も避難所として開設し、定員減に対応するという。同課の川崎正彦課長は「土砂災害や洪水など、自宅の被災リスクを把握した上で、避難が必要と判断した場合には早めに避難して欲しい。避難所の感染症予防には万全を期しているので、安心していただきたい」と話した。(伊東邦昭)