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 コロナ禍で困窮する福祉施設を支援しようと、クラウドファンディングを呼びかけた関係者らが1日、集団感染が発生した障害者福祉施設「北総育成園」(千葉県東庄町)を運営する船橋市の社会福祉法人の本部を訪れ、全国から集まった支援金20万円を寄贈した。

 自社のホームページでクラウドファンディングを呼びかけたのは障害児支援サービス事業「マイルストーン」(四街道市)。4月30日からの約1カ月半で、支援者46人から総額27万5500円が集まったという。

 この日は、同社の後藤裕紀代表と淑徳大の松浦俊弥教授、支援者の一部に「声のメッセージ」を提供した声優の川田妙子さんの3人が、同法人「さざんか会」本部を訪問。同会の宮代隆治理事長に支援金を手渡した。

 宮代理事長は同園での集団感染を受け、全国から励ましやいたわりの声が届いたことなどを紹介。「多くの皆さんに助けて頂き、どれだけ勇気づけられたかわからない。本当にありがたい」と話した。支援金は、同園に派遣した職員の手当や第二波に向けた備えなどに充てるという。

 同園での集団感染を受け、食料危機を知った松浦教授は、後藤代表に相談する形で同社のホームページに、園への生活物資を受け付ける特設サイトを開設。食料支援などに尽力した。その後、支援対象を全国の福祉施設にまで広げ、物資などを支援するクラウドファンディングを始めた。(多田晃子)