戻った日常、戻らない笑顔 コロナ後の中国に残った差別
【朝日新聞ポッドキャスト】新型コロナとの戦い 世界の現場から@武漢②
世界で最初に新型コロナウイルスの感染が拡大したとされる中国の武漢市は1月23日、鉄道やバスなど公共交通機関の遮断に乗り出しました。その後、世界各地で行われたロックダウン(都市封鎖)の先駆けです。その封鎖が解除されたのは、77日が過ぎた4月8日のこと。解除の瞬間に武漢にいた平井良和記者によると、当時の様子は今とだいぶ違っていたといいます。
音声コンテンツ「朝日新聞ポッドキャスト」でお聞きください。主な内容は次の通りです。
・列車で武漢入りした平井記者。駅に降り立つと防護服姿の人に取り囲まれ……。
・世界から集まったメディアに中国側の対応は。取材規制の実態とは。
・世界で最初にクラスターが発生したとされる、武漢の海鮮卸売市場。近づいた平井記者が見たものとは。
・取材をしようと、街角で声をかけた平井記者。人々の反応は。
・武漢の人たちは差別を恐れている。方言で話すことができない。
・朝になると、あちらこちらの路上で、通勤前の人々がモグモグずるずる。何を食べている?(聞き手・神田大介)
朝日新聞ポッドキャスト 「新型コロナとの戦い 世界の現場から」
朝日新聞デジタルは、取材現場の臨場感や記者の視点を肉声と音でお届けする、新たな取り組みを始めました。初回シリーズは各地で取材する朝日新聞記者が、現場の「いま」や人々の暮らしぶりなどを語ります。ご意見、ご要望はpodcast@asahi.comへお願いします。
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