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 西都児湯医療センター(宮崎県西都市妻)の常勤医3人が6月末で退職し、1日から常勤医3人態勢になった。これまでの「主力」だった脳神経外科は常勤医が不在となり、「手術は困難」(押川修一郎市長)な状況に陥った。

 退職したのは脳神経外科の2人と呼吸器内科の1人。このうち2人はセンターの移転先や理事長交代をめぐり、市の方針に反発していた。センターによると、脳神経外科には、宮崎大学から非常勤の医師が派遣されるが、週2回の外来診療のみで、手術が必要な2次救急患者は宮崎市内の病院に搬送されることになる。

 残る常勤医3人のうち1人も、独自に開業してセンターを離れる予定。センターの赤塚剛事務局長は「医師確保に努めているが、年度途中で常勤医を確保するのは難しい」と話した。(二宮俊彦)