拡大する気候行動サミットで演説したスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ=2019年9月、ニューヨークの国連本部
「未来がなくなるなら、なぜ勉強しないといけないの?」
スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリは2018年夏、そう考えて授業をボイコットし、気候危機対策を訴える「気候ストライキ」を始めた。当時15歳。衝撃を受けた世界中の若者が「フライデーズ・フォー・フューチャー(FFF)」と呼ぶ抗議活動でつながっていく。波は日本にも。
「うわっ。年下なのに」
18年暮れ、東京都内の大学に通う小出愛菜(あいな、22)はツイッターで英BBCの取材に答えるグレタを見つけ、驚いた。
海外では「グレタに続け」と大…
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朝日新聞社会部