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 新型コロナウイルスの感染防止対策で、大学院などで入試をオンラインに切り替える動きが出始めている。東京大学大学院をはじめ、オンライン講義を受けたうえで面接にのぞませる大学や、オンラインで筆記試験などを行う中高一貫校も。知識を問う入試のあり方が変わるきっかけになるのか。(阿部朋美、宮坂麻子)

 東京大学大学院では5月ごろから、理系の研究科を中心にオンライン入試の採用が相次いで発表された。

 多くの専攻ではキャンパスでの筆記試験を中止し、提出された小論文や大学での研究成果をもとに選考。その後、オンラインで研究への理解度を問う。外国語の筆記試験の代わりに英語でのプレゼンテーションを求める専攻もある。先端エネルギー工学専攻は、入試案内でオンライン試験の心得を公開。不正防止のために、試験中にパソコンの前から離れることや、トイレに行くことを禁止し、参考書の参照やインターネットの検索も禁じた。

 立命館大学大学院でも一部の研究科は、面接と筆記試験をオンラインに切り替えた。筆記の予定だった小論文や外国語の試験内容は面接の中で問うという。東京工業大学大学院は、一部の専攻で筆記試験を中止することを決めた。オンラインでの試験を導入するか検討している段階だという。

 今回初めて全受験者にオンライン試験を行う奈良先端科学技術大学院大学では、不正を防ぐため、カメラで受験者の部屋を確認し、第三者やカンニングにつながるものがないかを確認。面接中も受験者の目線を見て、カンニングをしていないかも調べる。7~8月に実施する試験で、基礎知識や大学時代に学んだことを論理的に説明できるかを問う。担当者は「オンライン化しても試験の本質は変わらない」と話す。

■文科省も具体例…

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