【動画】藤井聡太七段が王位戦第1局2日目を終え会見
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 将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦している第61期王位戦七番勝負(新聞三社連合主催)の第1局は2日、藤井七段が95手で勝って初タイトル獲得に向け好スタートを切った。第2局は13、14日、札幌市で行われる。

 王位戦は持ち時間が各8時間で、藤井七段にとっては初めての2日制。愛知県豊橋市のホテルアークリッシュ豊橋で1日朝に始まった対局は、藤井七段の先手で角換わり腰掛け銀の戦型に進み、藤井七段の攻めを木村王位が堂々と受けて立ったことで1日目から激しい戦いになった。2日朝の再開早々から藤井七段の攻め、木村王位の受けという互いの持ち味を発揮する戦いとなり、午後5時37分、藤井七段が押し切った。

 終局後、藤井七段は「2日制の対局は初めてで、充実感もあったが、体力面ではちょっと課題が残った。次回はそのあたりに気をつけたい。いいスタートが切れたと思うので、第2局もしっかりと指したい」、木村王位は「どこかで対応を間違えたかもしれない。苦しいと思っていた。結構頑張ったつもりだったが、鋭い寄せだった。次は早く気を取り直して準備を進めて頑張りたい」と話した。

 藤井七段は9日、渡辺明棋聖(36)に挑戦している第91期棋聖戦五番勝負第3局に臨む。現在2連勝しており、あと1勝すれば史上最年少の17歳11カ月で初タイトルを獲得する。(村上耕司)