拡大する写真・図版収録後に笑顔を見せる(左から)有山じゅんじ、近藤房之助、清水興、木村充揮=2020年6月27日午後4時42分、大阪市浪速区、富岡万葉撮影

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 コロナ禍で自粛の続いた音楽界が再始動する突破口を探ろう――。そんな思いをなにわのベテランミュージシャンたちがぶつけ合う特別番組「なにわなおっちゃん うたい隊!」が、エフエム大阪で5日午後7時に放送される。

 出演するのは「B.B.クィーンズ」の近藤房之助、有山じゅんじ、「憂歌団」の木村充揮、「NANIWA EXPRESS」の清水興。音楽シーンをリードしてきた旧知の4人が、自粛期間の過ごし方や、ライブ会場での社会的距離について「台本無し」で包み隠さず語り合う。

 6月末の収録では、「僕たちは生の音楽で生きてきた」(清水)、「音楽に対する愛情が問われている。しぶとくサバイバルしましょうね」(近藤)と生演奏を渇望する思いを明かした。さらに「圭子の夢は夜ひらく」やそれぞれの楽曲など4曲を披露した。

拡大する写真・図版番組を企画した音楽プロデューサーの吉川智明さん(右)とライブハウス運営会社ジョイフル・ノイズの津田清人社長=2020年6月27日午後5時20分、大阪市浪速区、富岡万葉撮影

 番組は、音楽プロデューサーの吉川智明さんと「なんばHatch(ハッチ)」などライブハウスを運営するジョイフル・ノイズの津田清人社長が企画。公演が「全滅状態」のミュージシャンに表現の場を提供したいと、応援資金を調達して制作にこぎ着けた。吉川さんは「音楽は生で聴くのが一番だが、ラジオ局の高性能マイクで拾う彼らの音も楽しんで」。

 放送は約55分間。スマートフォンなどでラジオ放送を聴ける無料サービス「radiko(ラジコ)」では12日まで聴くことができる。(富岡万葉)