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 米国の水爆実験で被曝(ひばく)し、亡くなった第五福竜丸の乗組員、久保山愛吉さんと妻・すずさんが遺(のこ)したバラや、すずさんを描いた絵本「ばらの祈り」を通して、体験を語り継ぐ活動が広がっている。今年は新型コロナウイルスの影響で追悼行事などが相次いで中止。生存する乗組員も減る中、支援者らはバラに思いを託している。

 島田市東町の粕谷たか子さん(71)の自宅の庭に、2月末、一輪のバラが咲いた。昨年8月、静岡市で開かれた「日本母親大会」で、第五福竜丸と同様に被曝(ひばく)したマグロ漁船の乗組員支援に取り組む「幡多高校生ゼミナール」(高知県宿毛市)の卒業生から受け取ったものだ。

 高知では1988年から、すずさんが挿し木で株分けしたバラを栽培してきた。粕谷さん宅のバラはいわば「孫株」。すずさんのバラが静岡に里帰りしてきた格好だ。

 今年は、新型コロナの影響で、…

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