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 人間魚雷「回天」が、海軍の下士官クラスまで知られていたことをうかがわせる手紙が、訓練基地があった山口県周南市・大津島の回天記念館で見つかった。秘密兵器として開発されたが、基地の開設と同じ時期に書かれており、事前に情報が漏れていた可能性があるという。2日から、記念館のデジタルアーカイブのモニターで公開されている。

 手紙は、回天の整備員になる前の二等兵曹が家族に宛てたもので、広島県呉市の第1特別基地隊に赴任することが記されている。呉は大津島に基地ができる前の回天の基地だった。

 「はっきり何する処(ところ)か想像も出来ませんが、安心な仕事ではありません」「皆の話しでは特潜(特殊潜航艇)か人間魚雷かも解(わか)りません」とある。

 文面から、書かれたのは大津島に訓練基地が開設された日の1944年9月1日か、それ以前とみられる。回天作戦が公表されたのは最初の出撃から4カ月後の45年3月だった。

 記念館の三崎英和研究員は「回天の開発は秘密とされていたが、人間魚雷がつくられていることは、うわさではあるが、海軍の下士官クラスまで知られていた」とみている。

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