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 自民党の二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長が2日夜、東京都内のホテルの日本料理店で会食した。2人が会食するのは昨年9月以来。二階氏側近の林幹雄幹事長代理、岸田派事務総長の根本匠元厚生労働相らも同席した。今後の政権運営などについて意見を交わした。

 岸田氏は会合後、「今日は懇親の場で大変楽しいひとときを過ごした」と記者団に語った。出席者によると、会合では二階氏が自身の政治経験を伝えたうえで、「ポスト安倍」をめざす岸田氏に対して「前途洋々だ。次を期待している」と激励したという。

 実力者の二階氏と岸田氏は、党内で一定の距離があると見られている。新型コロナウイルス対策では、岸田氏らが主導した30万円給付案に二階氏が異を唱えた。昨年9月の党役員人事では、幹事長ポストをめぐり対立した経緯もあり、両幹部の会食には注目が集まっている。