[PR]

 ミャンマー北部カチン州パカンのヒスイ鉱山で2日、大規模な地滑りが起き、160人以上が死亡した。地元消防などによると、さらに多数が行方不明になっているという。パカンにはヒスイを見つけようと貧しい人々が集まっており、雨の多い季節に毎年、地滑り事故で多数の犠牲者が出ている。

 同国消防局の発表によると、2日夕の時点で少なくとも162人の遺体が収容された。犠牲者は200人ほどに上る可能性もある。ヒスイの産地で知られるパカンでは、採掘会社が残した土砂の中からヒスイを見つけだそうと、周辺地域から人が集まり、近くに小屋を建てて暮らしている。

 消防局によると、この地域では地盤が緩い場所が多く、2015年にも200人以上が犠牲になる事故が起きた。犠牲者の多くが住民登録などをしておらず、身元確認が難しいという。(バンコク=染田屋竜太)