拡大する写真・図版フロントライン「解散風」

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 通常国会が終わり、政界にヒューヒューと「解散風」の音が響く。風はなぜ吹き、どこへ行くのか。

 6月20日午後、鹿児島市のホテル。150日間にわたった国会の陣頭指揮を終え地元に戻った自民党の森山裕国会対策委員長(75)は、地方議員らが集まる党鹿児島県連大会に出席していた。そのあいさつで、唐突に衆院の解散に触れた。「今年はひょっとしたら、衆院選があるかもしれない。しっかり備えていかなければいけない」

任期満了の衆院選は1度だけ

 その2日前には、甘利明・党税調会長(70)が時事通信のインタビューで、解散についてこう語っていた。「秋にやった方がいいという人もいる。経済対策と合わせてする可能性はゼロではない」

拡大する写真・図版菅義偉官房長官との面会を終え、取材に応じる自民党の甘利明税制調査会長(中央)=2020年6月30日午後1時50分、首相官邸、岩下毅撮影

 安倍晋三首相(65)の盟友の甘利氏や国会運営の要役の森山氏が、遠くない時期の解散の可能性を立て続けに示唆したことで、永田町はにわかにざわめいた。

記事の後半では、安倍首相が解散時期を決める上で、石破茂氏を意識しているというベテラン議員の証言が紹介されます。

 ある自民党の副大臣は「甘利さ…

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