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 河野太郎防衛相は3日、閣議後の記者会見で、自衛隊で不要になった装備品のオークションを初めて実施すると発表した。対象は輸送機の操縦桿(かん)など約30点。26日に河野氏も参加して、東京・市谷の防衛省内で行う予定。

 河野氏は「厳しい財政状況のもと財源の確保を図ることが必要だ」と説明。自らの所属する麻生派の会長、麻生太郎財務相からも「収入の確保ということは言われている」と明かし、「将来的には(米国製の最新鋭戦闘機)F35、1機分ぐらい(100億円程度)になったらいいな」と願望を語った。

 オークションの開始価格は、陸上自衛官が使用していた飯ごうと水筒のセットが5千円▽航空自衛隊の輸送機「C―1」の開発時の試作機で使用されていた操縦桿が1万円▽航空自衛隊入間基地に所属するパイロットが使用していた航空ヘルメット、航空ヘルメット収納専用バッグ、酸素マスクの3点セットが3万円――など。

 河野氏は昨年12月、収入確保を検討する特命チームを省内に設置していた。防衛省関係者によると、オークションは4月にネット番組の関連イベントで実施する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になっていたという。

 募集定員は450人で、定員を超えた場合は抽選。詳細は防衛装備庁ホームページ(https://www.mod.go.jp/atla/choutatsu_seriuri/index.html別ウインドウで開きます)へ。(寺本大蔵)