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 2019年度の公的年金の積立金運用の赤字幅が、過去2番目の8兆2831億円を記録した。年金積立金のような長期運用では、一時的な赤字は織り込み済みだ。とはいえ、今回の赤字をもたらした新型コロナウイルスが経済に与える影響は見通せない。中長期的にも厳しい運用が続く可能性がある。

 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は14年に国内債券中心の運用を見直し、株式の運用比率を24%から50%に引き上げた。このことで、株価変動の影響をより受けやすくなった。19年度は「コロナ・ショック」とも呼ばれた年明け以降の株安で外国株で5・5兆円、国内株で3・7兆円の損を出した。

 ただ、累積収益額は市場運用を始めた01年度以降で57兆5377億円と大幅プラスだ。GPIFの宮園雅敬理事長は3日の記者会見で「短期の運用結果に一喜一憂せず、長期的に安定した収益を確保する」と強調。「今回のマイナスが給付に影響を与えることもない」と話した。

第2波の懸念、専門家「運用だけでなく…」

 実際、3月中旬に1万6千円台…

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