拡大する写真・図版リニア中央新幹線の山梨実験線=2019年10月、山梨県都留市

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 リニア中央新幹線の静岡工区が未着工となっている問題で、静岡県は3日、JR東海が求める工事の「作業開始は認められない」との考えを文書で示した。これを受け、JR東海は、2027年の開業は「残念ながら難しいという認識である」と表明。計画を認可した国土交通省と開業延期などの協議を始める。

 南アルプストンネルの静岡工区(8・9キロ)は、県が着工に同意せず工期はすでに3年近く遅れている。JR東海の金子慎社長と静岡県の川勝平太知事が6月26日に初会談したが物別れに終わり、JR東海は早期着工の条件などを県に再確認し、回答を求めていた。

拡大する写真・図版リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事について会談する静岡県の川勝平太知事(左)とJR東海の金子慎社長=6月26日午後、静岡県庁、代表撮影

静岡県「協定を締結できる状況にない」

 静岡県が回答した文書によると、JR東海が求める工事は「(本体工事にあたる)トンネル掘削工事の一部」にあたるとし、着工するには、県の条例に基づく協定を結ぶ必要があると説明。環境への影響について議論している国土交通省の有識者会議などの結論を待つ必要があり、「協定を締結する状況に至っていない」と指摘した。

 静岡県の難波喬司副知事は県庁…

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