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 宮城県気仙沼市は、生まれて間もない赤ちゃんにも10万円を支給する方針を固めた。4月下旬以降に生まれた乳児は、新型コロナ対策として国が出す特別定額給付金の対象から外れてはいるものの、家計に負担が生じることに変わりはないと支援を決めた。

 菅原茂市長が6月末の定例記者会見で発表した。国が一律10万円を出す特別定額給付金は4月27日が基準日となっていて、それ以降に生まれた子どもは対象外。当初から「不公平」との指摘が出ていた。

 同様の「救済策」をとる自治体は全国で相次いでいる。気仙沼市の場合は、今年度中に生まれた赤ちゃんだけでなく、妊娠して年度内に母子手帳をもらっていれば、出産が新年度になったとしても支給される。

 菅原市長は「生まれた日が1日違っても、コロナと子育てに直面する親御さんの大変さは一緒。子育てしやすく、出産を歓迎するまちという意思を示す」と話した。(星乃勇介)