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 「暑さ対策日本一」を自負する埼玉県熊谷市の「涼しさ体感アート事業」で選ばれた最優秀賞作品が、今年も熊谷駅正面口に階段アートとなって登場した。例年かき氷や海岸など涼しそうな絵が多いが、今年は「新型コロナウイルスの影響で暗い世の中を明るくしたい」と応募者が願いを込め、ちょっぴり暑そうな夏空の光景となった。

 階段アートは10年目。「青、水、涼しさ」をテーマにデザインを募集するが、臨時休校と重なり、応募は22作品と例年より少なめだった。その中から市内の専門学校生、宮田理沙さん(19)の「澄清(ちようせい)」が最優秀となった。真っ青な空と真っ白な雲、ぎらつく太陽を見上げる女子高校生。宮田さんの「日本中が晴れの日のように明るくなってほしい」という思いが評価されたという。他の入選5作品も、9月30日まで熊谷駅と籠原駅の階段を彩る。(坂井俊彦)