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 賃貸住宅大手のレオパレス21がアパートの家賃を引き上げ、6月末までに月平均約千円の値上げをした。新規に入居契約する物件が対象。大規模な施工不備問題が拡大してから入居率維持を優先して家賃を下げてきたが、以前の水準に戻したという。家賃収入を増やして経営再建につなげるねらいだ。

 家賃は周辺の賃貸相場に合わせて個別に設定している。これまでは家賃を低めにして入居者を募ってきた。年明けから需要が回復し、5月以降は個人、法人ともに新たな契約が増えたため各地で値上げをした。値上げをしても「新規入居者が大きく減ることはないだろう」(広報)という。

 レオパレスが管理する物件は全国で約57万戸あり、うち約6万戸で入居者を募っている。不備物件の改修が遅れていることなどから、全物件の入居率は5月末時点で約79%にとどまっており、従来の水準(約85%)には戻っていない。