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「大志 藤井聡太のいる時代」鍛錬編
〈その歩を取るか!〉〈羽生も感嘆「ポカしない」〉〈将棋以外もうまくなった?〉 ――藤井聡太七段の素顔と戦術に迫ります。

 元号が「平成」から「令和」に変わろうとしていた2019年4月29日、日本将棋連盟は平成の将棋史を振り返る一大イベントを企画した。

 「棋才(きさい) 平成の歩(あゆみ)」。過去30年間に活躍したトップ棋士たちを集め、話題になった出来事や名勝負について語ってもらう――。出演者は谷川浩司九段をはじめ羽生善治九段、清水市代女流七段、佐藤康光九段、森内俊之九段、渡辺明三冠、里見香奈女流四冠。タイトルをいくつも取った「レジェンド」たちに交じって、獲得はおろか挑戦経験もない藤井聡太七段も名を連ねた。

 企画に携わった同連盟普及部副部長の中村紀子は「平成最後に将棋ブームを作ったのは藤井さんと、羽生先生の永世七冠と国民栄誉賞。藤井さんは外せませんでした」と話す。

拡大する写真・図版質問に答える藤井聡太七段(左)と里見香奈女流四冠(2019年4月29日、東京都千代田区、日本将棋連盟提供)

 入場料は5万5千円を筆頭に一番安い席でも1万6500円と、特典付きとはいえ、将棋のイベントとしては高額だったが、発売と同時に高い方から売れる人気ぶり。当日、会場の都内のホテルには約800人が詰めかけた。

 チーム対抗リレー将棋に出場した藤井は渡辺、里見とチームを組み、ふだんは指さない振り飛車を体験。佐藤、森内、清水の連盟理事チームに敗れ、「久しぶりに振り飛車を指したんですけど難しかった」と話した。

 「令和に起こる将棋界のビッグニュースは?」の質問には長考の末、「人間と一度も対局せずに棋士になる方が出てくるのではないかと思います」と色紙に記した。

 理由は「将棋ソフトが非常に強…

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