熊本で13人の安否が不明 土砂崩れで民家流出

伊藤秀樹
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 熊本県に県内市町村や消防から入った情報によると、4日午前10時現在、13人の安否について確認中という。

 芦北町の田川地区では土砂崩れによる民家流失で10人くらいが行方不明になっているという。同町の女島地区では2人が行方不明。同町の滝ノ上地区では住家8棟が流されたと見られるという。津奈木町の福浜地区では土砂崩れで1人の安否が不明という。

 浸水による住家の孤立も相次いでいる。芦北町伏木氏地区では冠水により複数の住宅で住民が避難できない状態という。同町の吉尾地区では屋根の上で救助を待っている人がいるという。八代市の旧坂本村では7人が孤立。球磨村の神瀬地区でも住宅の孤立状態が発生しているという。球磨村の糸原地区でも民家が流失したという。相良村では20地区以上で孤立状態となっている。(伊藤秀樹)

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