米プロバスケットボールNBAウィザーズの八村塁が3日、オンライン取材に応じ、7月末に再開するシーズンに向けて「感染への不安はもちろんあるが、自分はプレーしたいと思っていた。健康第一にしながら、ルーキーシーズンをしっかり終わらせたい」と意気込んだ。
NBAは新型コロナウイルスの影響で3月12日から中断期間に入った。八村はチームが用意した練習拠点でウェートトレーニング中心に取り組んできたという。「体重は10ポンド(約4・5キロ)増えた。体を鍛える期間が欲しいと思っていたので、時間を無駄にせずにできたんじゃないかな」と手応えを語った。
また、NBAのスケジュールが全体的に後ろ倒しになって来季の開幕予定が12月1日となり、来夏の東京五輪との日程調整が難しくなる可能性が出てきたことについて、「五輪でプレーするのは夢であり、大きな目標。どうなるか分からないができるならやりたい。僕は日本代表として準備していきたい」と、出場への意欲を示した。
シーズン再開後は、ウィザーズを含む22チームがフロリダ州オーランドに集まり、16日間でそれぞれ8試合を戦い、プレーオフ進出チームを決める。過密日程となるが、「全国高校選手権(ウィンターカップ)のようなイメージ。慣れているシチュエーションなので生かしたい」と涼しげだ。「プレーオフに行けるチャンスはある。個人としても次のステージに進めるよう、出し切りたい」
シーズン中断までは41試合…