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 名古屋市名東区の市立小学校で、教諭らが5年生男児の体をつかんで身動きできないようにし、写真を撮ってクラスメートに見せていたことがわかった。学校側は「不適切な行為だった」として男児と保護者に謝罪した。

 学校の説明によると、6月12日の1時間目の授業後、30代の男性教務主任が廊下で通りかかった男児に足を絡めたり、背後から腕を回したりして身動きできない状態にした。男児は「放して」などと訴えたが、居合わせた20代男性担任教諭は制止せず、備品のタブレット端末で様子を撮影。担任は直後の2時間目の授業で教室のプロジェクターを使い、クラスの児童らに写真を見せたという。

 帰宅した男児の保護者から「子どもが泣いている」と伝えられ、教務主任と担任は「じゃれあいのつもりだったが、やりすぎだった」などと男児と保護者に謝罪したが、写真を撮影したことは説明しなかった。16日に撮影のことを知った保護者が抗議し、校長が謝罪したという。担任は「別の児童の気を引きたくて、写真を撮影したり見せたりしてしまった。写真は削除した」と説明しているという。名古屋市教育委員会の担当者は「事実関係を調査する」と話している。(花野雄太)