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 コロナ禍の影響で、学校説明会をオンラインで行う中学・高校が増えている。本来、受験生や保護者にとっては実際に学校を訪れて、校内の雰囲気や生徒の様子を知る貴重な機会。各校はウェブでの体験授業や学校紹介に工夫を凝らす。(柏木友紀)

 「みなさんも袋に牛乳と砂糖を入れ、振ってみましょう」。6月21日、横浜創英中学・高校(横浜市)の調理室で、テレビ会議システムのZoom(ズーム)を利用した「体験授業」が始まった。第2回オンライン学校説明会の一コマだ。

 テーマは「どうして牛乳が余っているのだろう?」。視聴申し込みをした小学生には材料を事前に知らせ、ウェブ上で一緒にアイスクリームを作りながら、社会問題について考えてもらう授業だ。

 中3生の男女1人ずつが、自宅の台所でボウルや牛乳パックを用意し、中継で参加。アイスを氷で冷やしている間に、社会科教員は長期休校で給食がなくなり牛乳が余っていることを、家庭科教員は牛乳の種類や栄養素について、理科教員は冷やすために使う氷と塩の分子構造を解説した。

 松岡徹・入試広報部長は「本校が進める教科横断による『課題解決型学習』を知ってもらえればと考えた」と話す。体験授業に先立ち、6月1日からの分散登校の様子や、登校初日で緊張する中1生一人ひとりへ中3生から送ったメッセージや、バトン部の女子生徒がコロナ対応に追われる先生を励まそうとサプライズで作成した応援動画なども紹介。最後には双方向機能を用いて、質問タイムや個別相談会を実施した。

 視聴した受験生からは、「普段の授業の楽しそうな様子が分かりました」「おいしいアイスが作れました」「次は学校に実際に行ってみたい」などの感想が寄せられた。

 工藤勇一校長は3月末まで、東京都千代田区立麴町中で、定期テストや宿題を廃止するなど、生徒の自律を重視する教育を進めた。横浜創英について「我々が手探りで進めるオンラインを用いた新たな学校の雰囲気や、生徒の自主性を感じ取っていただければ」と話す。

 7月にも「世界の『今日』を知…

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