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 七尾湾や能登島など能登半島の景観を楽しめるのと鉄道の観光列車「のと里山里海号」が4日、約2カ月半ぶりに運行を再開した。新型コロナウイルス感染防止策として、通常約40席の座席を半減させ、乗客の検温などを徹底するという。

 これまで通り、七尾―穴水間を約1時間かけて走るが、1日上下5便あった列車は2便に減便。車内ですしや飲み物などを提供していた飲食付きプランも当面の間休止するという。

 再開初日は石川県内から約20件の予約があった。出発時刻の午前11時1分が近づくと、家族連れなどが穴水駅ホームに集まった。同社の総務部長、田島義久さん(60)は「運休中は県外からも問い合わせがあったので、久しぶりに再開できてほっとしています」。同県津幡町から家族3人で訪れた会社員の笹本幸治さん(35)は「初めて電車好きの子どもを観光列車に乗せてあげられ、うれしいです」と話した。(岡純太郎)