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 停滞する梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、県内は4日、各地で断続的に雨が降った。伊豆半島を中心に土砂崩れや道路の冠水などが相次ぎ、交通にも影響が出た。

 伊東市赤沢の国道135号では、午前4時ごろ、道路わきの高さ約30メートルの斜面が崩れた。土砂と倒木が片側1車線の道路をふさぎ、付近で通行止めとなった。同じ国道135号では、東伊豆町白田でも土砂崩れが発生。車1台が乗り上げたが、いずれもけが人はなかった。

 松崎町では、町内2カ所で住宅の裏山が崩れた。町によると、土砂の一部が住宅に流れ込んだが、けが人はいなかったという。

 大井川鉄道は、五和~神尾駅間で倒木が線路をふさいだ影響で、一部区間で終日運転を見合わせた。静岡市の清水港と伊豆市の土肥港を結ぶ「駿河湾フェリー」は強風や高波が予想されるとして全便欠航した。

 静岡地方気象台によると、同日午後4時40分までの24時間雨量は伊豆市天城山で206ミリ、静岡市井川で171ミリ、川根本町で161ミリに達した。県内では5日も断続的に雨が降る見通しで、1時間雨量が50ミリ以上の非常に激しい雨が予想される地域もある。(和田翔太)