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 北海道白老町にアイヌ文化発信の拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)が12日に開業するのを前に、赤羽一嘉・国土交通相が視察した。新型コロナウイルスの感染拡大で大打撃を受けた道内観光を復活させる「起爆剤」と位置づけ、期待感を示した。

 赤羽国交相は、ウポポイで開かれた観光関連業者の会合に出席し、「我が国ではアイヌ文化に対する正しくない理解のために偏見や差別が生じてきた残念な歴史があった。ウポポイを通し正しい理解を広げることが、真の共生社会の実現につながる」と述べた。

 施設内を見た後、報道陣に「素晴らしい学びの場であるとともに、開業が観光需要や地域経済の再生につながるものと確信している」と話した。

 ウポポイは、北日本初の国立博物館であるアイヌ民族博物館や慰霊施設などで構成される。新型コロナの影響で4月の開業が延期になっていた。

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