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 北上川の洪水対策として昭和初期に完成した新川掘削事業により、集団移転を迫られた宮城県旧柳津町(現在の登米市津山町)の歴史が6月、市民劇によって再現された。上演された登米祝祭劇場は新型コロナ対策で無観客となったが、ビデオ収録映像の上映会では、迫真の演技に大きな拍手が贈られた。

 旧柳津町は北上川にかかる柳津大橋近くにあった。明治後期、度重なる洪水対策として政府が新たに川を掘削する分流事業を計画し、新川のルートにかかった旧柳津町の市街地は川底に沈んだ。

 10代から70代の市民35人が演じたのは、「『正義』受け継ぐ者たちへ」(脚本補作・演出 渡部三妙子)。国から集団移転を迫られた旧柳津町民が賛否で分かれ、移転説得に走り回り、国に生活補償を求めた亀井陽儀町長(1864~1920年)を軸に描かれている。

 町民約1850人、役場も移転…

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