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 選挙の買収事件やカジノ誘致に絡む収賄事件があり、日本で現職国会議員が逮捕、起訴される事態が続いています。世界各国の「汚職」を監視している国際NGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」が今年1月に発表した腐敗認識指数(CPI)のランキングでは180の国・地域の中で20位でしたが、明るみに出にくい「汚職」や「腐敗」をどう数値化しているのでしょうか。同NGO日本支部代表の若林亜紀氏に聞きました。

 ――現職国会議員による事件が続いています。両事件とも容疑を争っており、裁判所の判断を待つことになりますが、どう見ていますか。

 「私たちは腐敗を『与えられた公的な権限を私的に乱用すること』と定義しています。国会議員が外国企業から賄賂をもらったり、選挙でお金をばらまいたりというのは、国民から負託された税金の使い道を決める権利や政策を行う権限を私的に乱用した典型的なケースです。世界的に見ても大きなスキャンダルと言えます」

 ――どういう目的で汚職を監視されているのですか。

 「トランスペアレンシー・インターナショナルは、世界銀行のアフリカ担当局長だったドイツ人によって、1993年に設立されました。自らが関わった開発援助のうち、多額が現地の政府高官への賄賂に消えたことを憂えたためです。今では世界の約110カ国に支部があります。英国や北欧諸国は政府の途上国援助(ODA)経費の一部を私たちの活動費に回してくれています。ODAが援助先の国民に確実に届くような施策を実現するためです」

 ――「汚職ランキング」として…

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