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 福岡、大分両県で災害関連死を含む42人の死者・行方不明者が出た2017年の九州北部豪雨から5日で3年となった。被災地では住民らが犠牲者をしのんで黙禱(もくとう)した。

 5人が犠牲になった福岡県朝倉市杷木松末(はきますえ)の石詰地区では午前9時、住民や遺族ら約30人が、豪雨で流された犠牲者宅近くで黙禱した。父輝雄さん(当時89)と母マサ子さん(同82)を亡くした福岡市城南区の井上洋一さん(60)は「風化が心配だ。朝倉で災害があったことを忘れないでほしい」と話し、流された実家の跡地に父の好物だった酒を供えて手を合わせた。

 前日には熊本県で記録的な豪雨により甚大な被害が発生したばかり。集落の区長井手義信さん(59)は「テレビの映像で見た濁流の色が同じだった。3年前にここであったことを思い起こして鼓動が激しくなった」と話す。

 石詰など朝倉市内の4地区は今年4月に長期避難世帯の認定が解除され、住むことができるようになった。だが、地区を流れる乙石川の護岸整備など復旧工事が終わっていないこともあり、住み慣れた土地に戻るのは石詰では3世帯ほどになりそうだ。「避難所、仮設暮らしと被災者には厳しい時間が続く。それにコロナが追い打ちをかける」と熊本や鹿児島の被災者を思った。

 福岡県東峰村では午前10時か…

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