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 中日のキューバ人捕手、A・マルティネスが1軍で初めて先発した。5日の巨人3回戦(東京ドーム)の先発オーダーに「8番・捕手」で名前を連ね、2年目の右腕・梅津晃大とのバッテリーを組んだ。二回2死の第1打席では、甘く入った152キロを引っ張り左前へ。プロ初安打を記録すると、六回と八回にも左前安打を放ちいきなり1試合3安打を記録。3本目を放った後、代走を送られ退いた。

 前日の試合で六回からマスクをかぶり、鋭い送球で二盗を阻止した24歳。外国人捕手が守備に就いたのは、球界全体でも2000年のディンゴ(中日)以来だった。試合後、与田剛監督は捕手出身の伊東勤ヘッドコーチらとも話したとした上で、「レベルアップはしてもらわないといけないが、どんどん使っていけるめどが立っているんじゃないか」と評価していた。

 抜擢(ばってき)に応えたA・マルティネスは試合後、「打撃には自分でも自信がある。守備も、練習しているし少しずつよくなっている」と話した。初安打の記念球は、キューバにいる父にあげるつもりだという。