避難中に突然の濁流 「ごめんなさい」力尽きて離れた手

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新垣卓也
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 雨が降り続く4日午前3時ごろ、球磨(くま)川そばに立つ特別養護老人ホーム「千寿(せんじゅ)園」(熊本県球磨村)。夜勤の男性職員は、一段と激しくなった「ゴー」という雨音に気づいた。

 60人以上が入所する施設内は、断続的に停電が続いていた。午前5時ごろ、隣を流れる球磨川の支流を見ると、堤防付近まで水かさが上がっていた。

 「ごめん、朝早いけど雨が危ないけん。起きよう」。他の職員と共に入所者全員を起こし、1階の畳部屋や、会議室がある2階に避難させた。

 心配して来た近所の人たちも…

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