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 新型コロナの影響で今年は中止となった仙台七夕まつりの変遷や、伝統的な盆行事について紹介する「七夕と盆」展が4日、仙台市宮城野区の市歴史民俗資料館で始まった。8月23日まで。

 仙台で七夕行事が町を挙げてのまつりとなったのは明治時代、客を呼ぶために歓楽街などで大きな七夕飾りを始めたのがきっかけとされる。昭和に入り、戦時中は中断され、戦後、昭和天皇の巡幸を契機に現在の3日間の開催となった。

 会場では、仙台の七夕を写した最古のものとみられる明治時代の写真やポスターなどが並べられている。1964(昭和39)年の写真では、同年にあった東京オリンピックに関連づけた飾りが目立つ。

 このほか、農家がわらなどで作り、竹飾りの下などに置いた「タナバタウマ」や、お盆の際に仏壇の前に置いた「盆棚」などを展示している。(高橋昌宏)