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 長崎県平戸市と長崎大学は今年度、海外での人道支援活動などに携わる「国際医療人」を育成する事業を連携して始めた。途上国での活動に意欲があっても、いったん海外に行くと帰国後の就職先が容易に見つからないことが課題だが、平戸市民病院が、派遣拠点と帰国後の受け皿となることで解消させる。第一歩として同市民病院と長崎大病院にスタッフを置いた。

 1日に平戸市役所で長崎大の調漸(しらべすすむ)・副学長とともに記者会見した黒田成彦市長は「慢性的な医師不足に悩む平戸からすれば、海外での活動を志す医師たちに就業施設を提供することで、医療サービスの充実にもつなげられる」と語り、双方のニーズを合致させられる事業であると強調した。

 離島やアフリカでの医療活動の経験がある同大の杉本尊史(たかし)助手を、学内に新設した国際医療人育成室に配置し、日本感染症学会に所属する池田恵理子医師を平戸市民病院に常駐させる。調氏は会見で「国内初の取り組みだ」と述べた。

 杉本氏が、国内外の医師と連携…

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