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 5日投開票の東京都知事選で、現職の小池百合子氏(67)の再選が確実になった。

 落選が確実になった元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)は5日夜、東京都新宿区の事務所で「コロナの感染が拡大するなかで一定の制限を受けた選挙戦だったが、都政に関する争点を明らかにできたと思う」と振り返った。「ただ論戦がなく、有権者に訴えが届かなかった」と悔しさをにじませた。

 3度目の挑戦となった今回は、政党からの推薦・支持を取り付けずに立候補を表明。その後、立憲民主、共産、社民の野党3党が支援を決めたが、告示3日前に支持層が重なるれいわ新選組代表の山本太郎氏も立候補を表明した。

 宇都宮氏は選挙戦途中から「条例改正などで約3兆円規模のコロナ対策の財源を捻出できる」と強調し、「地方債で総額15兆円を都独自で調達する」と訴える山本氏との差別化を図ったが、終盤には「票を食い合っていると思う」とも語った。