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 東京都で新型コロナウイルスの新規感染者が連日100人以上確認されている状況を受け、黒岩祐治知事は5日、西村康稔経済再生相や、埼玉、千葉両県の知事と、「夜の街」の感染防止対策についてテレビ会議で意見交換した。PCR検査の態勢を強化する意向を明らかにした。

 西村氏は「警戒すべき状況だが、ただちに緊急事態宣言を出す状況ではない。バーやクラブなど接待を伴う飲食店への対応が肝になる」と呼びかけた。

 黒岩知事は、県内でもホストクラブを含めて連日20人以上の新規感染者が出ている現状に触れ、「東京の数字の高さを見て、我々も生活圏は全く一緒で非常に緊張している」と応じた。県内の約2万の事業者が登録している感染防止対策取組書のさらなる普及や、県内の医療機関にアタッシェケース型のPCR検査機100セットを導入し、検査態勢を拡充する計画を紹介した。

 テレビ会議終了後、報道陣に対し「県内の接待を伴う飲食店(で働く人たち)に、積極的にPCR検査を受けてもらうことを検討中。それぞれの市町と連携しながらやっていく」と話した。(田井中雅人