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 新型コロナウイルスの感染者が埼玉県内で増加しているのを受け、県は5日、感染の「再拡大期」(フェーズ2)に応じた医療体制に移行することを明らかにした。感染患者の受け入れ病床を現状の240から600に増やす。3日付で県内59の医療機関に協力を求めた。1週間程度で確保したい考えだ。

 大野元裕知事は5日、県庁で記者団に「病床に関しては(縮小期=フェーズ1から)フェーズ2に入った」と説明した。県によると、この1週間で感染者が延べ100人超となり、4日現在、入院または入院調整中の患者数は確保済みの病床の半数を超えている。

 また、県内の感染状況について、大野知事は「『東京由来』の感染経路が疑われる方や、『夜の街』での感染例が多くなっている」と指摘した。県は「第2波」に備え、6日付で集団感染などの対応にあたる「感染症対策課」を新設し、人員を12人から22人に増やして強化を図る。(釆沢嘉高)