[PR]

 鹿児島地方気象台は5日夜、鹿児島県薩摩川内市の甑(こしき)島地域で50年に一度の記録的な大雨になっているとの気象情報を出し、注意を呼びかけた。午後10時半までに、発表の基準となる「3時間に182ミリ」を超す大雨が降ったという。

 国の線状降水帯予測研究チームによると、5日午後9時半ごろから鹿児島県本土や甑島地域にかかる線状降水帯が発生していることを、確認したという。東シナ海から多量の暖かく湿った風が梅雨前線に吹き込み、線状降水帯が発生・継続しやすい気象条件で、6日朝までに梅雨前線が北上するため、熊本県域にもかかる可能性があるという。

 清水慎吾・防災科研主任研究員は「梅雨前線の停滞で熊本県南部に大雨が降った3~4日の状況と非常に似ており、とても不安だ。梅雨末期はこうした状況が起きやすく、一方で少しの条件で豪雨の場所は変化しやすい。最新の気象情報をこまめに確認してほしい」と注意を呼びかけている。