[PR]

 英国で先週末、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3月下旬から休業していた美容室や飲食店といった接客業が営業を再開。日本人旅行者にも人気の英国名物・大衆酒場パブの営業も3カ月半ぶりに解禁された。

 政府が4日、「ロックダウン(都市封鎖)」を緩和。同日、英国の4地域のうちロンドンを含むイングランドにあるパブが営業を再開した。北アイルランドはすでに再開している。

 ただ、コロナ対策のため店内での飲食はテーブル席のみで、立ち飲みは禁止。客同士が1メートルの距離を保てるようテーブル数を減らし、売り上げを確保するため「時間制」を導入しているところもある。

 ロンドン中心部のパブの店外席で4日にビールを楽しんだリネ・ウィンクルバウアーさん(37)は「パブでの一杯を楽しむのは生活の一部。再開はうれしいけど感染の不安もある。人混みを避けるには屋外の方が安心だ」と話した。

 日本を含む約60カ国・地域からイングランドへの渡航者は10日以降、到着後14日間の自主隔離の対象から外れる。ただ、日本政府は英国への渡航中止を勧告しており、英国から帰国した際には14日間の自宅待機を要請している。(ロンドン=下司佳代子)