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 停滞している梅雨前線の影響で6日午前、九州南部では猛烈な雨となった。気象庁によると、鹿児島県鹿屋市では1時間降水量109・5ミリ、志布志市では88・0ミリといずれも観測史上最多を記録。宮崎県串間市付近では1時間に約120ミリの雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表された。

 ほかにも未明から朝にかけて、鹿児島県の各地で1時間に70ミリ前後の非常に激しい雨に。5日夜には同県の甑(こしき)島で50年に一度の記録的な大雨となった。6日正午までの24時間降水量も、鹿屋市で482・0ミリを記録し、鹿児島、宮崎両県の複数の地域で300ミリを超える雨となっている。

 梅雨前線は8日ごろまで本州付近に停滞する見込みで、九州から東北までの広い範囲で大雨となる恐れがある。7日午前6時までの24時間降水量の予想は多いところで、四国300ミリ、九州北部、近畿、東海250ミリ、九州南部など180ミリの見込み。熊本県では250ミリと予想されている。

 気象庁は、熊本、鹿児島両県で土砂災害や洪水の危険度が非常に高まり、「重大な災害が発生する恐れがある」と呼びかけている。(山岸玲)