拡大する写真・図版NPO法人「ふくしま30年プロジェクト」がフリマアプリを通じ、5月に購入したコシアブラ=同法人提供

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 東日本の各地で採られた山菜のコシアブラから食品の基準値(1キロあたり100ベクレル)を超える放射性物質が検出されている。他の山菜に比べて検出例が多く、東京電力福島第一原発事故の影響を受けているとみられる。インターネット上では出荷制限に反した売買が疑われるケースもみられ、厚生労働省は「抜き打ち検査」の検討を始めた。

 農林水産省によると、2019年度(今年3月24日まで)に調べたコシアブラの検体のうち基準値を超えたものが2割近くあった。基準値を超えた「きのこ・山菜類」90点のうち、最も多い28点を占めた。ほかにタケノコで27点、タラの芽で3点など計63点の山菜類で基準値を超えた。

 森林がほぼ除染されていないためとみられ、国は福島県とその周辺の8県113市町村(一部地域の場合を含む)でコシアブラの出荷制限を続けている。

 こうした規制をくぐり抜け、基準値を超えた山菜が流通する原因の一つがネットでの個人間取引だ。NPO法人「ふくしま30年プロジェクト」(福島市)は5~6月、フリマアプリやオークションサイトなどを通じ22点のコシアブラを購入。検査をしたところ、5点で基準値を超える放射性物質を検出した。情報提供を受けた福島市保健所が改めて検査したところ、うちフリマアプリで購入した2点で基準値超えを確認した。

 出荷制限のある群馬県沼田市か…

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